ポルトガル政府とエンブラエル、KC-390の購入契約で式典開催

ポルトガル政府とエンブラエル、KC-390の購入契約で式典開催

ニュース画像 1枚目:ポルトガル政府とエンブラエルが契約に署名
© Embraer
ポルトガル政府とエンブラエルが契約に署名

ポルトガル政府とエンブラエルは2019年8月22日(木)、ポルトガル・エヴォラのエンブラエル施設でKC-390の購入契約式典を開催しました。

これはポルトガル政府が7月、エンブラエルとKC-390新型軍用輸送/空中給油機を5機、確定契約したことを受け、挙行されました。この契約には、運用サポート、フライトシミュレーターの契約も含まれており、納入は2023年に始まる予定です。

KC-390は、ポルトガル空軍の要件を満たしつつ、貨物や隊員の輸送、空輸と空中給油の機能を追加し、人道支援、医療搬送、捜索救助、消火活動など、さまざまな軍用から民間の任務を遂行する能力を備えています。また、効率性や運航性能で新たな基準を満たし、市場で最も効率的なライフサイクルコストを提示しています。

KC-390は2018年、ブラジル民間航空庁(ANAC)から民間機の型式証明を取得済みで、現在は量産体制に入っています。ブラジル空軍(FAB)での就役は2019年第3四半期に予定されており、納入も進められています。

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