海自P-1など、中国海軍の艦艇2隻が対馬海峡を通過 東シナ海に向かう

海自P-1など、中国海軍の艦艇2隻が対馬海峡を通過 東シナ海に向かう

ニュース画像 1枚目:ジャンカイⅡ級フリゲート 546
© 統合幕僚監部
ジャンカイⅡ級フリゲート 546

統合幕僚監部は2019年8月22日(木)9時ごろ、佐世保地方隊佐世保警備隊第3ミサイル艇隊所属「しらたか(PG289)」と厚木航空基地の第4航空群所属P-1が、上対馬の北東およそ200キロメートルの海域を南西進する、中国海軍ジャンカイII級フリゲート1隻とジャンウェイII級フリゲート1隻を確認したと発表しました。

ジャンカイII級フリゲートは艦番号「546」で、ジャンウェイII級フリゲートは艦番号「564」でした。これらの艦艇はその後、対馬海峡を南西進し、東シナ海向けて航行しました。今回確認した艦艇は、8月18日(日)に対馬の南西およそ200キロメートルの海域でも確認されています。

ジャンカイII級フリゲートは、中国海軍での名称は054A型フリゲートです。満載排水量は4,053トン、全長132メートル、全幅15メートル、装備はVLS32セル、76.3ミリ単装砲などヘリコプターは1機搭載しています。1番艦は2008年に就役し、30隻が配備されています。

ジャンウェイII級フリゲートは、中国海軍での名称は053H3型フリゲートです。満載排水量は2.393トン、全長112メートル、全幅12.1メートル、装備は100ミリ連装砲、短SAM 8連装発射機、SSM 4連装発射筒などヘリコプターは1機搭載しています。1番艦は1998年に就役し、10隻が配備されています。

期日: 2019/08/22
メニューを開く