JAXA、H3ロケット用ロケットブースタの燃焼試験 良好に終了

JAXA、H3ロケット用ロケットブースタの燃焼試験 良好に終了

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2019年8月28日(水)、2020年度に試験機1号機の打ち上げが予定されている新型ロケット「H3(エイチスリー)」の固体ロケットブースタ、「SRB-3(エスアールビー・スリー)」の燃焼試験を種子島宇宙センターの竹崎固体ロケット試験場で実施しました。

実験は、11時に点火、105.5秒燃焼し、最大推力は2209kN、最大燃焼圧力は11.3MPaを記録しました。これを受け、JAXAは設計の妥当性などを目的とした試験は予定したデータを取得し、良好に終了しました。

「SRB-3」は、燃料と酸化剤が混合後も不均質になっている不均質系推進薬のうち、酸素を含む微粒子と炭化水素系ポリマーからなる推進薬「コンポジット推進薬」を用いた固体ロケットで、H3ロケット用の固体ロケットブースタとして開発されています。

期日: 2019/08/28
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