ボーイングとKLMオランダ航空は2019年9月2日(月)、777-300ERを2機、追加契約で合意しました。2機のカタログ価格は7億5,100万ドル相当で、この契約は顧客名非公表としてすでに発注・納入リストに掲載済みの案件です。
KLMは777-300ERの追加導入により、長距離路線の機齢を若く保つと同時に、保有機を増強することでネットワークの最適化を図ります。この機材は旅客にも好評で、運航効率も優れていることから、再発注に至りました。
KLMは現在、777を29機保有し、このうち777-300ERは14機です。座席構成はビジネス34席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー334席の仕様で運航しています。KLMはこのほか747-400を13機、787-9を13機、787-10を1機導入しており、エールフランス航空が発注済みの787、6機をKLMが受領する計画です。