南紀白浜エアポートなど、今夏の渋滞対策の成果を報告 今後の対策も提言

南紀白浜エアポートなど、今夏の渋滞対策の成果を報告 今後の対策も提言

ニュース画像 1枚目:白浜観光協会藤田会長への報告の様子
© 南紀白浜エアポート
白浜観光協会藤田会長への報告の様子

南紀白浜エアポートと業務提携するオリエンタルコンサルタンツ、白浜町は、2019年9月27日(金)、7月と8月に実施したイベントでの交通渋滞対策「渋滞ゼロに向けた大作戦」の成果を白浜観光協会の藤田会長と白浜警察署の髙砂署長に報告しました。また、今後の対策実施に向けた提言についても説明を行っています。

渋滞対策の結果、「白浜町へ向かう観光交通に対する対策」では、県道33号線の最大渋滞長が7割以上減少し、渋滞継続時間が9割以上減少しました。また、渋滞長の時間変化では、13時30分から20時まで渋滞が続いていた2018年と比べ、2019年は14時、15時30分、16時30分、18時に渋滞が発生したのみで距離も大幅に減少しています。

「白浜町に入ってからの観光交通に対する対策」では、県道白浜温泉線「フラワーライン」と町道空港湯崎線「スカイロード」の臨時駐車場の入庫待ち渋滞が解消しました。「花火大会終了後の帰宅交通に対する対策」では、県道33号線の最大渋滞長が約5割減少、渋滞継続時間が約3割減少したものの、さらなる対策の改善が必要であると提言しています。

対策改善策では、臨時駐車場と白良浜間の移動手段を検討し、利便性を向上させるとともに、臨時駐車場と白良浜間の交通規制などについて、関係機関と協議し安全性の向上をめざします。また、権現谷東交差点の交通規制終了時間の検討や才野交差点の交通処理の円滑化による経路分散や、花火大会終了後の帰宅時間分散の呼びかけ促進を提言しています。

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