日本IBMは2019年9月27日(金)、日本航空(JAL)が導入している複数のクラウド・ベンダーによるハイブリッド・クラウド基盤とその統合管理システムを構築し、6月から全面的な運用を開始したと発表しました。
今回、運用を開始した新システム基盤は、プライベートとパブリック、専有と共有といった性質やベンダーが異なる3つのクラウドで構成されており、これらを統合的に管理する「統合管理基盤」を構築しています。
これにより、JALは、標準化したインフラサービスを提供することで基盤構築のスピードアップと高い可用性を確保し、インフラリソースの適切な配分と運用業務の自動化で業務効率の向上、運用管理業務の効率化とコスト適正化を図っています。また、統合化・仮想化されたインフラ基盤を水平展開し、既存環境から確実にシステムを移行し、今後の柔軟な拡張性を担保します。