オーストリア航空とユーロウイングス、グループ内の役割を再構築

オーストリア航空とユーロウイングス、グループ内の役割を再構築

ニュース画像 1枚目:オーストリア航空
© Austrian Airlines
オーストリア航空

ルフトハンザ・グループのオーストリア航空とユーロウイングスは2019年9月27日(金)、両社のオーストリアでの体制を再構築し、協力関係を強化すると発表しました。オーストリア航空はハブであるウィーンを強化する一方、ユーロウイングスは分散化した交通を担当します。

ポジショニングの再構築により、オーストリア航空は乗り継ぎの改善を目ざし、ハブ空港のウィーンにおけるネットワーク計画を担当し、需要が高く、現在ユーロウイングスが運航するバルセロナ、バーミンガム、ニュルンベルク、ローマ、ザダル線を2020年1月から移管、増便します。これに際し、ユーロウイングスは1月からオーストリア航空へ4機をウェットリースします。

一方、ユーロウイングスはザルツブルグ空港にA319を追加配備し、計3機とするとともに、インスブルック空港から暖かいデスティネーションへのチャーター便を提供するレジャーフライトを拡大します。都市間を結ぶ「ポイント・トゥ・ポイント」で運航する路線に集中する戦略を追求します。

なお、ウィーン集中戦略により、オーストリア航空はオーストリア/ドイツ間の分散路線をルフトハンザ・グループ内で徐々に再編成する予定で、まずはザルツブルグ、グラーツ発着のフランクフルト線を2019年から2020年への変わり目にルフトハンザドイツ航空に移管する可能性が高いと説明しており、ルフトハンザ・グループとして新たな方向性を追求します。

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