フランス海軍アトランティック2哨戒機、イラクで作戦に就く

フランス海軍は2019年9月23日(月)、アトランティック2哨戒機が数週間の休息を経てシャマール作戦に復帰し、イラクの空軍基地に到着したと発表しました。シャマール作戦は2014年9月19日(金)から、イラク軍を支援するイラクやシリアで行われているフランスの作戦です。

対潜水艦戦を主任務としたアトランティック2は、情報、監視、偵察の任務遂行に最適な航空機です。治安部隊を支援するため、レーザー誘導爆弾を投下する近接航空支援(CAS)ミッションも実行できます。

アトランティック2は、ブレゲーが開発した対潜哨戒機です。ベースとなったアトランティック1は1961年10月に原型機が初飛行、フランスのほか、ドイツ、イタリア、オランダ、パキスタンで採用されました。アトランティック2は1981年5月に初飛行し、フランス海軍で採用され、28機が製造されました。