エアバス・ヘリコプターズは2019年10月2日(水)、ヨーロッパ航空安全庁(EASA)と次世代垂直離着陸機のプラットフォーム開発に向けた覚書に署名したと発表しました。
この覚書の対象となる協力分野は、高速デモンストレーターRacer、エアバス・ヘリコプターズの新たな操縦支援システム「イーグル(EAGLE)テクノロジー」の認証、電動垂直離陸(eVTOLs)を含む回転翼航空機の内燃機関と電動機のハイブリッド化、メンテナンスが含まれています。
エアバス・ヘリコプターズは、EASAと協力し、次世代垂直離着陸機のための共通フレームワークの構築を実現できることを嬉しく思うとしており、現在の製品ラインナップの設計と、専門的アプローチでイノベーションプロジェクトを推進することを約束するとしています。
また、EASAは航空機市場のイノベーション革新を運用するために、航空産業界とパートナーシップを締結することはEASAの戦略であり、今回のエアバス・ヘリコプターズとのイノベーションに関連する協力体制は、重要な力になるとしています。