AIRDO、協調融資で767-300「JA612A」の購入資金を調達

AIRDO、協調融資で767-300「JA612A」の購入資金を調達

ニュース画像 1枚目:AIRDO 767-300 イメージ
© FlyTeam ニュース
AIRDO 767-300 イメージ

AIRDOは2019年10月10日(木)、767-300ERの機体記号(レジ)「JA612A」の購入資金について、日本政策投資銀行(DBJ)と北洋銀行が北海道内の金融機関の参画を得て組成したシンジケート・ローン(協調融資)で購入資金を調達したと発表しました。この「JA612A」は、9月10日(火)から運航を開始しています。

「JA612A」は全日空(ANA)が運航していた機体で、シンガポールのセレター空港で改修作業を経て、8月中旬に日本に帰国しました。機内には「北海道の自然」を表現したオリジナルデザインのシートカバー、レカロの薄型シートを搭載し、各座席にUSB電源を設置しており、AIRDOの従来機と比べ手荷物の出し入れが簡単な座席上部の収納スペースが設けられています。

今回のシンジケート・ローンは、DBJと北洋銀行を幹事金融機関として、北海道銀行と北海道信用農業協同組合連合会の参画により計4行で組成されたものです。また、AIRDOの社員に対する健康配慮の取り組みが評価がされ、従業員の健康配慮への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価で融資条件を設定する「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」を、航空会社として初めて適用されています。

なお、AIRDOは5月に策定した「2019~2023年度中期経営戦略」で、「機材戦略」を最重要課題としており、2023年度を目途に767の一部退役に合わせて、新機材の導入を検討しています。

メニューを開く