カンタス航空は、2020年に設立100周年を迎えることから、オーストラリア・スピリットを讃えるさまざまな取り組みを展開します。
カンタス航空は1920年11月16日(火)、そのルーツとなる「Queensland and Northern Territory Aerial Services」として設立、国際線の就航時にはエンパイア・エアウェイズと合併し、カンタス・エンパイア・エアウェイズとなり、第2次世界大戦後に南半球から北半球を経由する世界一周航路を運航した最初の航空会社となりました。
100周年事業の皮切りとして、新たに受領する787-9の機体記号(レジ)「VH-ZNJ」に「Qantas100」のロゴを施します。この機体の愛称は「ロングリーチ」で、創業時のクイーンズランド、さらにジャンボジェットの導入による路線開拓の歴史、そしてその747-400の退役を刻む名が付けられました。
カンタス航空は、10機目となる787を11月に受領します。これに先立ち、シアトルで通常通り、納入前の試験飛行を実施します。さらに納入にあたっては、747-400初号機の時と同じようにロンドンからシドニーまで直行で飛行し、30年前の出来事を再現します。