フィンエアー・カーゴ、軽量な貨物用具の導入など環境への取り組みを公開

フィンエアー・カーゴ、軽量な貨物用具の導入など環境への取り組みを公開

ニュース画像 1枚目:フィンエアー・カーゴ、軽量ULD
© Finnair
フィンエアー・カーゴ、軽量ULD

フィンエアー・カーゴは2019年10月17日(木)、軽量のULDやパレットなど輸送用具を導入するなど、実施している環境への取り組みを公表しました。

フィンエアー・カーゴは、気候変動を食い止めるため炭素排出量削減を優先事項としています。しかし、電気飛行機の導入には技術発展にまだ時間がかかることから、現在できることとして、2009年に導入した長距離路線機で燃料効率の良いA350を活用するなど、現在保有しているものの効率を最大限に発揮することに焦点を当てています。

フィンエアー・カーゴは2014年から、より軽量の貨物パレット導入に投資し、機体重量を減少させることにより、輸送貨物1キログラムに対して6.5%の炭素排出削減を実現しています。

ヘルシンキは、新たにオープンした貨物ターミナル「COOL」が、建築物に関わる環境負荷を低減するために環境性能を評価した世界的な環境基準「BREEAM」認証を取得し、現在最もサステナブルな航空貨物施設の1つとして、より正確で無駄のない運用が可能となっています。

このほか、フィンエアーでは、旅客だけでなく、貨物便の利用者にも、カーボンオフセット・プログラムを提供するなど、環境への影響を抑える努力を行っています。

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