Finavia、ラップランドの空港が空港カーボン認証を取得

Finavia、ラップランドの空港が空港カーボン認証を取得

ニュース画像 1枚目:ラップランド イメージ
© Finavia
ラップランド イメージ

ヘルシンキ空港などフィンランドの空港を運営するFinaviaは2019年10月16日(水)、ラップランドの空港が空港カーボン(ACA)認証を取得したと発表しました。

ヘルシンキ空港は2017年、既にこの認証を取得しており、これにより同社が管理する全ての21空港でカーボンニュートラルを達成し、二酸化炭素排出量の削減が国際的にも求められた形となります。

Finaviaの努力により、空港における搭乗者1人あたりの二酸化炭素排出量は過去10年間で68%削減され、2007年から2018年までの排出量は搭乗者1人あたり2.2キログラムから0.7キログラムまで減少しています。

Finaviaは風力を利用しているほか、ヘルシンキ空港ではターミナル屋根に設置した太陽光発電、さらにヘルシンキとラップランドの空港で使用する地上車両は、廃棄ごみなどから作ら得れた再生可能なディーゼルを使用しています。また、地方空港では、可能な際には暖房にペレットを使用し、その半分はフィンランドの木材バイオ燃料を使用しています。Finaviaの出張旅行など、残りの45%の排出量は、オフセットによりカーボンニュートラルを実現しています。

Finaviaは、カーボンニュートラルの次の目標として、オフセットなしでの排出量ゼロを掲げています。6月には、2050年までに二酸化炭素ネット排出量をゼロにする、ヨーロッパの国際空港協議会(ACI EUROPE)の誓約書に署名し、Finaviaはこの目標を2030年台に達成することを目指しています。

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