デ・ハビランド・カナダ、タンザニア政府からQ400を1機確定受注

デ・ハビランド・カナダは2019年10月19日(土)、タンザニア政府とDHC-8-400(Q400)を1機、購入契約を締結したと発表しました。この契約は、「デ・ハビランド」ブランドが復活してから、最初のQ400の確定受注でした。

タンザニア政府は今回契約したQ400を、国営の航空会社、エア・タンザニアで使用します。エア・タンザニアは現在、Q400を3機運航しており、今回の契約前に発注した1機と合わせ、Q400を計5機にします。エア・タンザニアはQ400について、運用コストが低く、稼働率の高い環境下においての信頼性の高さに満足しているとしています。

Q400はDHC-8シリーズの最新機種で、ジェット機よりも消費燃料を30％抑えることができます。プロペラはより低い回転数で作動し、騒音を抑えながら多くの電力を生みだします。なお、Q400はこれまでに約700万時間の飛行時間を記録し、世界で4億人超が利用しています。