ノースロップ・グラマンは2012年6月14日、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地で実施していたアメリカ海軍の無人戦闘航空システム実証機(UCAS-D)、X-47Bのテストフライト第1段階が5月15日に完了したことを発表しました。
エドワーズ空軍基地では、2機のX-47Bを使い23回のテストフライトが実施され、すべての速度、重量、高度で適切に動作することが確認されました。また、尾翼のない無人機を空母で運用するための操縦性などもテストされました。
X-47B初号機はすでに昨年12月にメリーランド州パタクセントリバーに移され、電波干渉試験を受けています。そして2号機が6月14日朝、エドワーズ空軍基地からパタクセントリバーへ移動しました。この夏後半から空母適合試験が開始されます。
2013年には、空母からの離艦、着艦、着艦中止、着艦やり直しが安全に行われるかテストされ、2014年には空中給油についてもテストされます。