ATR、ブータンのドゥルク航空にATR-42-600を1機納入

ATR、ブータンのドゥルク航空にATR-42-600を1機納入

ニュース画像 1枚目:ドゥルク航空 ATR-42-600
© ATR
ドゥルク航空 ATR-42-600

ATRは2019年10月22日(火)、ブータンのドゥルク航空にATR-42-600を1機、納入しました。納入された機体は製造番号(msn)「1412」、機体番号(レジ)「A5-JNW」で登録されています。

ドゥルク航空はブータンの国営航空会社で、パロ発着でバンコク・スワンナプーム国際空港、ネパールのトリブバン国際空港、インドのロクプリヤ・ゴピナート・ボルドロイ国際空港などを結んでいます。今回の納入で、保有機材はATR-42-500が1機、ATR-42-600が1機、A319が3機、計5機となっています。

今回納入された「A5-JNW」にはパイロット向け状況認識支援システム「クリアビジョン(ClearVision)」が搭載されています。「クリアビジョン」は、パイロットが着用するヘッドマウント・ディスプレイ・バイザー「スカイレンズ(Skylens)」を通じ、誘導灯や滑走路などの各種情報が提供されます。客室は40席仕様で、ゆったりとしたピッチと収納力を備えており、利用者に快適さを提供します。

ATRは、ドゥルク航空はヒマラヤ山脈などの運用条件が困難な空港にも就航しており、それらのリージョナル路線の運航には、ATR-42-600が最適だとしています。

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