ヨーロッパで睨み効かす アメリカ空軍第492戦闘飛行隊

ヨーロッパで睨み効かす アメリカ空軍第492戦闘飛行隊

ニュース画像 1枚目:F-15Eストライクイーグル
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Madeline Herzog
F-15Eストライクイーグル

アメリカ空軍、第492戦闘飛行隊(492FS)のF-15Eストライクイーグル「97-0219」が、イギリス空軍(RAF) のレイクンヒース空軍基地を離陸する様子が公開されました。このF-15Eは、「ノルマンディー上陸作戦75周年特別塗装」を施しています。この作戦は、第二次世界大戦時の欧州戦線で戦ったP-47モチーフにしています。

492FSは、欧州戦線で強力なP-47戦闘爆撃機を運用、冷戦の時代もF-100DやF-4D、F-111など爆撃を主体とする航空機を運用してきました。1986年4月にはテロリストを支援するとされたリビアに対し、その報復の爆撃任務「エルドラドキャニオン作戦」に低空飛行を得意とするF-111Fで参加し、トリポリを爆撃しました。

1991年1月の湾岸戦争にも参加しており、1992年にF-15Eへ更新、2011年は「オデッセイの夜明け作戦」で再びリビアを爆撃しました。2014年8月にはISILに対する「生来の決意作戦」に参加しました。

F-15Eストライクイーグルは、F-111の後継として、マクドネル・ダグラスがF-15Dをベースに開発した戦闘爆撃機です。1986年12月に初飛行し236機が配備されました。派生型はイスラエル、サウジアラビア、韓国、シンガポール、カタールが導入しています。

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