ジェットスター・ジャパン、A321LRの一部仕様を発表 238席仕様

ジェットスター・ジャパン、A321LRの一部仕様を発表 238席仕様

ニュース画像 1枚目:ジェットスター A321LR
© Jetstar
ジェットスター A321LR

ジェットスター・ジャパンは2019年11月1日(金)、2020年夏から導入予定のA321LRについて、客室構成や新機能などの一部仕様を発表しました。ジェットスター・グループはA321neoを109機発注、このうち航続距離の長いA321LRは18機、さらに長い距離を飛行できるA321XLRが36機で、2020年8月以降に受領します。

ジェットスター・グループが導入するA321LRは、全席エコノミークラスの238席仕様で、座席にはレカロ・エアクラフト・シーティング(RECARO)製で、人間工学を駆使して設計されたBL3710が採用されています。また、USB ポートやモバイル端末ホルダーが装備されるほか、無線機内エンターテインメントの導入も検討されています。

エンジンはCFMインターナショナルのLEAP-1A32を搭載します。このエンジンにより、現行のA320ceoと比べて燃費効率が約15%向上し、空力装置「シャークレット」との組み合わせで、さらなる燃費効率の向上が可能です。A321LRの導入でジェットスター・ジャパンはCO2排出量を15%、窒素酸化物(NOx)を50%削減できると見込んでいます。

このほか、A321LRの塗装工程を見直し、燃費効率をさらに向上させるほか、ギャレーカートの軽量化も図り、1機あたりの機体重量を約85キログラム削減し、機体全体の軽量化で環境への負荷軽減を図ります。

ジェットスター・ジャパンは、ナローボディー機で航続距離が長いA321LRの導入で、その航続距離を生かした新たな就航地の可能性を開き、利用者に快適な空の旅を提供する方針です。

メニューを開く