JAXA、「ロケット相乗り超小型衛星打上げ機会の提供事業者」を選定

JAXA、「ロケット相乗り超小型衛星打上げ機会の提供事業者」を選定

ニュース画像 1枚目:基本協定書調印の様子
© JAXA
基本協定書調印の様子

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、衛星を打上げるH-IIAとH3ロケットを対象とした「ロケット相乗り超小型衛星打上げ機会の提供事業者」に「Space BD」を選定し、2019年12月3日(火)に基本協定を締結しました。

JAXAは、2006年度のH-IIAロケット相乗りによる超小型衛星の打上げ機会提供の公募制度開始から約10年間、32基の超小型衛星の打上げを行いました。宇宙実証機会の提供を通じて、日本の宇宙開発利用の拡大と人材育成に貢献しています。

今後、超小型衛星の市場は世界的な拡大が見込まれています。基本協定を締結したSpace BDの顧客開拓力、提案力、実行力等を活かして、JAXAはH-IIAとH3ロケットを活用した相乗り打上げサービスを国内外に広く提供、新たな衛星打上げサービス事業の創出を目指して、民間企業を活用したJAXA研究開発成果の最大化に取り組みます。

メニューを開く