アメリカ空軍、戦闘捜索救難ヘリHH-60Wを無音響室に吊り下げ

アメリカ空軍、戦闘捜索救難ヘリHH-60Wを無音響室に吊り下げ

ニュース画像 1枚目:HH-60W吊り下げ試験
© U.S. Air Force photo by Samuel King Jr.
HH-60W吊り下げ試験

フロリダ州エグリン空軍基地の無音響室で2020年1月6日(月)、第413飛行試験飛行隊のHH-60Wが防御システムのぶら下げ試験を実施していると発表されました。

無音響室は、音や電磁波の反射を防ぐように設計された部屋で、外部ノイズから遮断されています。電磁波の内部反射も停止し、防衛システムの高品質データを取得する独自の機能があります。

HH-60Wは、11月中旬から約7週間かけて防御システムのテストのため、軍需品と電子システムをジョイント・プリフライト統合施設の防音室に吊り下げられています。

無音響室での試験を通じ、電子戦の飛行テストの実施前にHH-60Wに搭載するシステムの性能を評価できます。このテストにより、戦闘捜索救助任務を遂行しながら、敵対的な脅威に打ち勝つことができるか確認します。

アメリカ空軍は、老朽化したHH-60Gヘリコプターの更新を進めるため、HH-60Wを113機購入する契約を結んでいます。

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