大阪航空局、関空ILSなどの飛行検査 1月22日から23日に変更

大阪航空局、関空ILSなどの飛行検査 1月22日から23日に変更

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© FlyTeam korosukeさん
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国土交通省大阪航空局は、2020年1月に関西国際空港の航空保安施設で実施する飛行検査情報の変更を発表しました。これによると、1月8日(水)と1月9日(木)の2日間予定されていた飛行検査が、1月22日(水)から1月23日(木)の2日間に変更されます。

対象施設は関西ILSの24Lと24R、関西TWRで、検査にはサイテーションCJ4が使用されます。航空局が保有するCJ4は「JA008G」から「JA012G」の5機です。なお、予定している日程で検査が終了しなかった場合は、別日程で実施します。

1月8日(水)は、発達したの低気圧の東進に伴い、西日本で強い南風が吹きました。今回の飛行検査情報の変更は、この影響によるものとみられます。同日に奄美空港で発生した日本エアコミューター(JAC)のATR-42-600の滑走路を外れ草地で停止するインシデントは、この強風によるものと推測されています。

ILSは着陸のため進入中の航空機に対し、指向性のある電波を発射し滑走路への進入コースを指示する無線着陸援助装置です。航空機の運航を支援するILSやVOR/DMEは、定期的に検査が実施されており、航空局は保有する検査機で飛行し、施設を確認しています。

期日: 2020/01/22 〜 2020/01/23
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