フェデックス・エクスプレス、A310Fを完全退役

フェデックス・エクスプレス、A310Fを完全退役

ニュース画像 1枚目:つみネコ♯2さんの航空フォト
© FlyTeam つみネコ♯2さん
つみネコ♯2さんの航空フォト

フェデックス・エクスプレスは2020年1月4日(土)、保有していたA310貨物機の運用を終了しました。

最終便はフェデックス・エクスプレスのA310-300F、機体番号(レジ)「N808FD」が、FX854便としてスーフォールズ地域空港からメンフィス国際空港間で運航されました。「N808FD」は1987年6月に初飛行し、デルタ航空やエア・インディアなどで運航され、貨物機に改修された後、2004年12月からフェデックス・エクスプレスで運用されています。

「N808FD」は定期便の運航終了後、FX9032便としてビクタービルにフェリーされました。また、2019年末にはA310Fの「N809FD」と「N811FD」が運航を終了し、これらの機材もビクタービルにフェリーされています。いずれもスクラップされると見られます。

フェデックス・エクスプレスは現在、ATR貨物機を40機超、A300-600Fを68機、757-200Fを119機、767-300Fを82機、777Fを43機、DC-10Fを27機、MD-11Fを59機、計450機超を運用しています。

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