海上自衛隊大村航空基地の第22航空群は、2020年1月26日(日)に「中東地域における日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集活動」に参加するSH-60K哨戒ヘリコプターの見送り行事を行いました。
このSH-60Kは護衛艦「たかなみ(DD-110)」に搭載され、2月2日(日)に出港、活動海域のオマーン湾、アラビア海北部およびバブ・エル・マンデブ海峡東側のアデン湾の3海域の沿岸国の排他的経済水域を含む公海に進出する予定です。
護衛艦「たかなみ」は派遣情報収集活動水上部隊として編成され、横須賀地区で出国行事を経て、情報収集活動を開始します。SH-60Kと「たかなみ」は、既に活動開始している第38次派遣海賊対処部隊のP-3Cとともに、日本関係船舶の安全確保のため、情報収集活動にあたります。
SH-60KはSH-60Jを基にキャビンを拡大し、エンジン換装、高性能ローターを装備しています。武装は魚雷に加え、対艦ミサイルや対潜爆弾も搭載できます。