ボーイングとエンブラエル、ブラジル経済擁護行政委員会が提携を承認

ボーイングとエンブラエル、ブラジル経済擁護行政委員会が提携を承認

ニュース画像 1枚目:エンブラエルE2
© Embraer
エンブラエルE2

ボーイングとエンブラエルは2020年1月27日(月)、ブラジル経済擁護行政委員会(CADE)が両社の戦略的提携を承認したことを受け、その決定を歓迎しています。

両社の提携は、ボーイングが80%、エンブラエルが20%を出資する民間機事業の新会社「ボーイング・ブラジル-コマーシャル(Boeing Brasil – Commercial)」と、エンブラエルのKC-390空中給油・輸送機の市場開拓や販売促進を手掛ける合弁事業の2つの事業からなります。後者はエンブラエルが51%、ボーイングが49%を出資予定です。

「ボーイング・ブラジル-コマーシャル」の正式な設立には各国の規制当局による認可が必要で、今回のブラジルに加え、これまでにアメリカ、日本、中国、南アフリカ、モンテネグロ、コロンビア、ケニアが了承済みで、2018年後半からヨーロッパでも評価が進んでいます。

期日: 2020/01/27
メニューを開く