日本トランスオーシャン航空(JTA)は2020年2月4日(火)から3月31日(火)まで、沖縄県那覇市とその周辺地域で観光型MaaSの社会実装に向けた実証実験を実施しています。この実証実験には、KDDI、沖縄セルラー電話、沖縄セルラー アグリ&マルシェ、沖縄都市モノレール、沖東交通事業協同組合、沖縄ITイノベーション戦略センター、JapanTaxi、ナビタイムジャパンが参加しています。
沖縄県への観光客は年々増加し、空港での混雑、空港から観光地までの道路渋滞、観光地の混雑など課題が顕在化しています。実証実験では、観光と移動がシームレスに繋がる観光型MaaSアプリ「沖縄CLIPトリップ」を使用し、公共交通機関の利便性向上やスマートな旅の提供を実現する観光型MaaSの実用性を検証します。
「沖縄CLIPトリップ」には、複数の交通手段で表示されるルート検索機能に加え、現地ライターによる沖縄観光記事の内容にあわせたルート検索、アクティビティの予約・決済、ルート検索結果画面からのタクシーの配車・決済、ゆいレールの電子チケットが購入できます。
なお、このアプリは、2月5日(水)と2月6日(木)に開催されている「ResorTech Okinawa おきなわ国際IT見本市」でも展示されています。JTAは今後も、さまざまなパートナーと連携し、交通手段や利用地域の拡大、観光コンテンツ拡充や多言語対応などを行い、観光型MaaSのさらなる高度化を図り、社会実装に向けた取り組みを推進します。