九州地方整備局、福岡空港滑走路外地盤改良工事をECI方式で発注

九州地方整備局、福岡空港滑走路外地盤改良工事をECI方式で発注

国土交通省九州地方整備局は2020年2月4日(火)、「令和2年度福岡空港滑走路外地盤改良工事」を「ECI方式」で発注すると発表しました。ECI方式は、設計段階から施工者が参画し、施工の実施を前提として技術協力する発注方式です。

今回の工事は、福岡空港の耐震対策として、滑走路と誘導路直下の液状化層の地盤改良を行いますが、薬液が浸透しにくい土質が点在することから、より効率的で効果的な施工方法の工夫を検討し、改良域として所要性能を満たす必要があります。

このことから、ECI方式を導入することで施工者独自のノウハウを活用し、最適な仕様の確定と、効率的な「設計」「施工」が期待されています。

福岡空港滑走路外地盤改良工事の技術協力業務は、5月下旬から7月下旬まで、500万円程度を想定、地盤改良工事は9月上旬から2023年2月下旬までの予定で、35億円から40億円程度を想定しています。

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