エアバス、新型コロナウイルスの感染拡大で天津工場は閉鎖

エアバス、新型コロナウイルスの感染拡大で天津工場は閉鎖

ニュース画像 1枚目:エアバス 天津工場
© AIRBUS
エアバス 天津工場

エアバスは2020年2月5日(水)、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、その対応状況を発表しました。これは予防措置として、状況をスタッフに随時、情報提供をしながら、世界保健機関(WHO)のガイドラインに従った対応を進めています。

エアバスは、中国政府が要請する自宅待機を遵守し、天津を含む全ての従業員が可能な限り在宅勤務で対応できるよう、IT機器を活用しています。また、中国国内と世界への旅行制限は、物流上の課題が浮き彫りになっていると指摘しています。

エアバスは、中国でA320ファミリーの最終組み立て工場として、ファイナル・アセンブリー・ライン・アジア(FALA)を運営しています。FALAは、エアバスと中国航空工業集団(AVIC)、天津空港経済区域などによる合弁事業で、今回の新型コロナウイルスの流行を受け、現在はFALAが閉鎖されています。

エアバスでは今回の状況を受け、生産や納入への連鎖的な影響をモニタリングしており、必要に応じて代替プランの実行を通じ、軽減を試みる方針です。

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