海上保安庁、第十一管区海上保安本部は2020年2月6日(木)に、那覇航空基地にファルコン2000が就役し、交代でファルコン900が退役したと発表しました。今回の就役は、尖閣諸島周辺海域で24時間監視体制の構築など、沖縄周辺海域における海上保安体制強化を目的としています。
ファルコン2000の就役は3機目となり、愛称は「ちゅらたか3号」、機体記号(レジ)「JA574A」です。この新機材の就役にあわせ、1989年9月に就航、30年超にわたり活躍してきたファルコン900「ちゅらわし1号」、レジ「JA8570」が退役しました。この機体はアメリカ籍の「N880EC」に変更されています。
ファルコン2000は、フランスのダッソーが開発と生産をしているビジネスジェット機です。試作機の初飛行は1993年3月です。全幅21.38メートル、全長20.23メートル、全高7.18メートル、速力914キロメートルです。