イリューシン、IL-96-400Mプロトタイプの最終組立を開始

イリューシン、IL-96-400Mプロトタイプの最終組立を開始

ニュース画像 1枚目:IL-96-400Mプロトタイプ
© Авиационный комплекс им. С.В. Ильюшина
IL-96-400Mプロトタイプ

S・V・イリューシン記念航空複合体は2020年1月10日(金)、IL-96-400Mプロトタイプの最終組立を開始したと発表しました。現在、胴体と主翼の取付は完了し、今後は航空機の制御システムや内装の設置を行います。

このプロトタイプの製造プログラムは、予定通りに進んでおり、年内にロールアウトします。その後は地上試験を経て、2021年に飛行試験へと移行します。

IL-96-400Mの主要部品はロシア製で構成され、エンジンはロシア国産のソロヴィヨーフPS-90A1を搭載します。最新の飛行航法装置、無線通信機器を搭載し、国際航空当局の条件を満たすことができます。

IL-96-400Mは、IL-96-300をもとに開発した旅客機で、客室仕様は3つのバージョンがあります。座席設定が305席、350席の3クラスと2クラスのレイアウト、さらに402席の1クラスバージョンも可能です。

期日: 2020/01/10から
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