新型コロナウイルス感染症の流行を受け、政府が派遣する邦人救出のチャーター便の第5便が2020年2月16日(日)夜、羽田空港を出発する方向で調整が進められています。チャーター便には、これまでと同じ機種を使用する方針で、767-300ERが武漢空港へ向かいます。この機材は2月17日(月)、羽田空港に到着する予定です。
茂木外務大臣は、今回派遣される第5便でチャーター機を活用した邦人の帰国オペレーションに一区切りをつけたいとの考えを示しています。過去4便はいずれも200名前後、計763名の帰国希望者の日本への帰国を支援しており、第5便は最終調整中ですが200名規模を大きく下回る見通しです。
このチャーター便として、第1便から第4便まで全日空(ANA)の767-300ER、機体記号(レジ)「JA607A」で運航されています。この機体は第4便の運航を終え、2月8日(土)から国内線で通常運航されています。