ヴォルガ・ドニエプル・グループ、中国への貨物チャーター便の運航を継続

ヴォルガ・ドニエプル・グループ、中国への貨物チャーター便の運航を継続

ニュース画像 1枚目:貨物機内の様子
© Volga-Dnepr Group
貨物機内の様子

ロシアのヴォルガ・ドニエプル・グループは2020年2月15日(土)、新型コロナウイルスの流行で航空貨物市場が混乱する中、中国へのチャーター便の運航を継続すると発表しました。

輸送される貨物には、マスクや殺菌ジェル、医薬品や医療機器などを含む日用品が含まれています。これらに加え、中国の大企業の一部をサポートすることにより、グローバルなサプライチェーンを動かし続けることに寄与しています。ヴォルガ・ドニエプル・グループは、平均1日3便から5便のチャーター便を運航しており、人員や貨物、機材の安全のため様々な予防策を講じています。

ロシア連邦航空運輸局は、2月1日(土)からロシア/中国間の旅客輸送を一時的に制限していますが、現在、貨物航空会社に対して制限は課されていません。ただし、中国側では、国内や国外への移動にも制限が課されており、多くの中国企業が通常営業を停止しています。これにより航空貨物も大きな影響を受け、ヴォルガ・ドニエプル・グループのエアブリッジ・カーゴ・エアラインズはチャーター便の運航を再構成するなど、必要な変更を実施しています。

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