エアバス、グリーン・アフリカとA220を50機契約 覚書に署名

エアバス、グリーン・アフリカとA220を50機契約 覚書に署名

ニュース画像 1枚目:グリーン・アフリカ、A220イメージ
© AIRBUS
グリーン・アフリカ、A220イメージ

エアバスとナイジェリアのラゴスを拠点とする新興航空会社グリーン・アフリカ・エアウェイズは2020年2月13日(木)、A220-300を50機発注する覚書(MOU)に署名しました。この契約は、アフリカの航空会社によるA220の発注数としては最大となります。

グリーン・アフリカ・エアウェイズはこの契約と別途、リース会社のGTLKヨーロッパと3機をリース契約しており、このリース機により2020年に運航を開始する計画です。グリーン・アフリカ・エアウェイズによると、8月までにリース機を受領する予定で、2021年にエアバスに発注した50機の受領を開始します。

A220-300は120席から150席市場に対応する航空機で、燃費効率性と高い快適性を提供します。最先端の空力性能、最新材料、プラット・アンド・ホイットニー製PW1500Gギヤードターボファンエンジンを備え、旧世代機と比較して座席当たりの燃費を20%削減しています。

グリーン・アフリカ・エアウェイズはナイジェリア国内市場で運航を開始し、アフリカ全域へのネットワークを展開する予定です。同社は2018年12月、ボーイングと737-8-MAXを最大100機契約しています。なお、A220の発注で、737-8-MAXを導入し、2機種体制を目指すのか、またはA220の単一機種とするのか、明確ではありません。

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