ニュージーランド航空、NASAの環境科学調査に協力 Q300を活用

ニュージーランド航空、NASAの環境科学調査に協力 Q300を活用

ニュース画像 1枚目:ニュージーランド航空 ボンバルディアQ300
© ニュージーランド航空
ニュージーランド航空 ボンバルディアQ300

ニュージーランド航空は2020年2月25日(火)、アメリカ航空宇宙局(NASA)の環境科学調査に協力すると発表しました。ニュージーランド航空はNASAの地球科学ミッションに参画する初めての旅客航空会社となり、2020年中にDHC-8-300(Q300)に次世代衛星受信機が搭載されます。

調査では、地表から反射されるGPS信号を利用します。全球測位衛星システム(GNSS)受信ユニットが科学的な「ブラックボックス」として機能し、国内線の飛行中にデータを収集して暴風雨などをより正確に予測します。また、これらのデータは、ニュージーランドの新たな気候変動研究にも活用されます。

NASAの衛星より、はるかに地上と海面に近い、地上16,000フィートを飛行するQ300の活用はこの調査を実行するのに完璧な選択で、受信機を取り付けることにより、解像度や情報の質を強化し、比類ない情報を提供します。

ニュージーランド航空は現在50席のQ300を23機保有しており、ニュージーランド国内19空港に就航し、週50便を運航しています。

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