ヒースロー空港、2019年第4四半期の環境プログラム1位はSAS

ヒースロー空港、2019年第4四半期の環境プログラム1位はSAS

ニュース画像 1枚目:ヒースロー線を運航するSASのA320neo
© ロンドン・ヒースロー空港
ヒースロー線を運航するSASのA320neo

ロンドン・ヒースロー空港は2020年2月24日(月)、騒音削減を目指す「フライ・クワイエット・アンド・クリーン(Fly Quiet and Clean)」プログラムの2019年第4四半期において、スカンジナビア航空(SAS)が1位を獲得したと発表しました。2019年10月から12月までの3カ月間のランキングで、SASが1位を獲得するのは3期連続となります。

SASは、より環境に優しく騒音の少ないA320neoを導入し、運用パフォーマンスを向上させています。A320neoは改良したウィングチップや燃料消費の減少により、より効率的に飛行できる機材で、この次世代機はヒースロー空港で利用される機材の7%を占めています。ヒースローに乗り入れる航空会社では、SASをはじめ、ブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザドイツ航空、エア・マルタ、イベリア航空、TAPポルトガル航空など8社がA320neoを使用しており、これらの航空会社は「フライ・クワイエット・アンド・クリーン」ランキングでトップ20位にランクインしています。

なお、2位には、2019年を通して新たにA320neoを導入したエア・マルタがランクインしており、連続降下到着方式を実践していることや深夜早朝の到着を避けていることが評価につながっています。また第3四半期に28位だったオーストリア航空は、A320の導入などにより、第4四半期では12位に大きくランクアップしています。

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