防衛省は2020年2月25日(水)、アメリカ軍再編に伴う岩国飛行場からグアムなどへの訓練移転を発表しました。3月31日(火)までの期間、2回実施予定で、場所はグアム島のアンダーセン空軍基地と北マリアナ諸島のファラロン・デ・メディニラ空対地射場、内容は空対地射爆撃訓練です。
移転する部隊は、岩国基地所属のアメリカ海軍第5空母航空団(CVW-5)です。3月2日(月)から3月26日(木)に実施される訓練には、人員が510名程度、F/A-18E/Fが16機程度、E-2D早期警戒管制機が4機程度、EA-18Gが3機程度、参加します。
また、3月6日(金)から3月31日(火)まで実施される訓練には、人員が430名程度、F/A-18E/Fが16機程度、EA-18Gが3機程度、参加します。
グアムなどへの訓練移転は、日米合同委員会合意に基づき、本来であれば、嘉手納飛行場で実施予定であった航空機による訓練を、グアムなどへ移転します。