英ヴァージン、KLM-BCGの運営デジタル化ツールを導入へ

「KLM-BCGパートナーシップ」として知られる、KLMオランダ航空とボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は2020年2月27日(木)、運営デジタル化についてヴァージン・アトランティック航空との提携を発表しました。

航空会社の運営で統合された意思決定の促進を目指すKLM-BCGは、人工知能(AI)と機械学習、高度な最適化手法に基づく「オペレーションズ・ディシジョン・サポート(ODS)」ツールを開発、販売しています。このツールにより、ヴァージン・アトランティック航空の日々の運営や計画段階をサポートし、運用パフォーマンスを最大化します。

このシステムは、悪天候など急な状況変化に影響を受ける旅行者を最小限に抑えるため、利用可能な機材や搭乗口、搭乗者の旅行計画、機材メンテナンススケジュール、乗務員スケジュールなどのデータを統合し、対応策を提案します。また、路線ネットワークの中でフライトの乱れが起きやすい地点を予測し、遅延を最小限に抑えるフライトスケジュールの組み立ても支援します。