三沢基地、3月4日に除雪隊の編成解除式 2019年度の出動回数は減少

三沢基地、3月4日に除雪隊の編成解除式 2019年度の出動回数は減少

ニュース画像 1枚目:編成解除式
© 航空自衛隊 三沢基地
編成解除式

航空自衛隊三沢基地は2020年3月4日(水)、「令和元年度三沢基地除雪隊編成解除式」を実施しました。この除雪隊は、冬季期間の三沢基地における安全な航空機の運航のために編成されており、戦闘機を24時間365日運用できるように備えています。

2019年度は、例年に比べ降雪量が少なく出動回数は減少しましたが、除雪隊の活動により、三沢空港を離発着する民航機の安定した運航にも貢献できたとしています。

空自や陸自が管理する飛行場では、自衛隊による除雪隊が編成されており、千歳、丘珠、美保、小松の各飛行場で民間機の定期便運航を支援しています。除雪作業には、スノースイーパー、プラウ付きスイーパー、ホイールドーザー、プラウ、ロータリー車、薬剤散布車などを操り、滑走路を手早く除雪しています。

なお、三沢基地が所在する青森県では、青森空港で運航を支える除雪隊「ホワイトインパルス」が有名なほか、海上自衛隊の八戸航空基地でも各基地から支援する隊員による除雪隊が編成され、流氷観測など冬の時期の任務を支援する体制が整えられています。

期日: 2020/03/04
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