空港施設は2020年3月10日(火)、羽田空港の機能強化策の一環で、処理能力が1日95トンの新たな航空機汚水処理施設(SDプラント)を建設、竣工式を挙行しました。この施設は4月1日(水)から、供用を開始する予定です。
SDプラントは、航空機内で発生した汚水を処理する施設で、微生物などを利用してアンモニアやリンの浄化に加え、混入物を槽の中に沈殿させて脱水し、焼却できるように処理します。その後、排水基準に適合するように処理した水は下水道に放流します。
羽田空港では、首都圏の国際競争力強化や東京オリンピック・パラリンピックが円滑に実施できるような機能強化に取り組んでおり、今回、処理能力を強化したSDプラントを設置することで、今後見込まれる航空需要増大に対応します。