オーストラリア空軍は2020年3月7日(土)、国際女性デーを支援するため乗員や管制官が全員女性でKC-30Aを飛行しました。KC-30Aはアンバレー空軍基地第33飛行隊所属で、パース空港へ飛行しました。
当日はオーストラリア国内のカンタス航空やジェットスターなどの旅客便10便も、乗員、客室乗務員、女性の航空管制官、地上操作支援スタッフで飛行しました。KC-30Aの副操縦士、ニコール・フォレスタ大尉は「女性のみで飛行することは、次世代へのロールモデルを提示することに繋がる素晴らしい機会」とコメントしています。
オーストラリア空軍は、KC-30Aを7機運用しています。諸元は、全長58.8メートル、全幅60.3メートル、全高17.4メートル、最大離陸重量233,000キログラム、ペイロード45,000キログラム、最大巡航速度マッハ0.82、実用上昇限度12,600メートル、最大航続距離13,430キロメートルです。