アメリカン航空は2020年3月12日(木)、新型コロナウイルス(COVID-19)による旅行需要の減少を受け、国際線における夏季期間の輸送量を34%削減すると発表しました。これには4月の大西洋路線の50%の座席提供数削減も含まれます。
ヨーロッパ路線では、ダラス、ニューヨーク・JFK、マイアミ発着のバルセロナ、フランクフルト、マドリード、パリ路線で最大7日間運航を継続し、3月19日(木)から運休を開始します。シャーロットとフィラデルフィアはアメリカの入国規制による入国可能空港として認められていないため、両空港発着のアムステルダム、フランクフルト、マドリード、ミュンヘン、チューッヒ線は3月13日(金)から運休となっています。
このほか、ローリー/ロンドン・ヒースロー線も運休、ニューヨーク・JFK、ダラス、シカゴ発着のロンドン・ヒースロー線は減便となります。また、ヨーロッパへの季節便のうち複数路線を5月上旬からの開始に延期します。
南アメリカ路線では、アルゼンチン路線で、マイアミ、ニューヨーク・JFK、ダラス、ロサンゼルス発着のブエノスアイレス線を運休、マイアミ/コルドバ線からは撤退します。このほか、ダラス、ロサンゼルス発着のサンパウロ線、ダラス/サンティアゴ線も運休します。
なお、一時運休となった路線は、最短で5月7日(木)からの運航再開を予定しています。