三菱重工、3月17日にH-IIBロケット 最終号機のコア機体を出荷

三菱重工、3月17日にH-IIBロケット 最終号機のコア機体を出荷

ニュース画像 1枚目:H-IIBロケット 最終号機
© 三菱重工業
H-IIBロケット 最終号機

三菱重工業は2020年3月17日(火)、H-IIBロケットの最終号機となる9号機のコア機体を、愛知県飛島村の名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場から、鹿児島県種子島の種子島宇宙センターに向けて出荷したと発表しました。

飛島工場は、2009年2月の初号機から最終号機の9号機まで、11年間にわたりH-IIBロケットを出荷し、成功率100パーセントの打上げを支えてきました。

H-IIBロケットは、H-IIAロケットの技術をベースに、エンジン推進力の増強や衛星フェアリングの大型化などで、輸送力の増強を実現したロケットです。国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送手段、宇宙ステーション補給機「こうのとり(HTV)」の打上げも担ってきました。

三菱重工業では、今後H-IIAロケット打上げや、H3ロケットの開発をに力を注ぐと述べています。

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