ボーイング、アメリカ政府などに600億ドル規模の資金支援を要請

ボーイング、アメリカ政府などに600億ドル規模の資金支援を要請

ニュース画像 1枚目:ボーイング 737-9-MAX
© Boeing
ボーイング 737-9-MAX

ボーイングは2020年3月17日(火)、同社と取引先の部品メーカーなども含めたサプライチェーン全体に向け、アメリカ政府や民間金融機関に600億ドル以上の支援を要請したと発表しました。

ボーイングは、アメリカの250万人分の雇用、サプライヤー17,000社を下支えしているものの、新型コロナウイルス(COVID-19)による緊急課題に直面し、営業を継続するためボーイングは全ての資源を活用するものの、民間と公的な資金が、航空会社、空港、サプライヤー、製造業者にとって最も重要な方法だとコメントしています。ボーイングは資金援助の大部分は、サプライヤーへの支払いに使うことで、サプライチェーンを維持し、幅広いアメリカ航空宇宙産業の健全さをサポートすることにつながると説明しています。

ボーイングは3月で737MAXの運航停止が1年となる上、新型コロナウイルスによる旅行需要の急減で、資金繰りを懸念する見方があり、株価は1カ月で約6割急落しています。

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