アメリカ空軍アイルソン空軍基地で2020年3月24日(火)、第18仮想敵飛行隊(18AGRS)のF-16ファイティングファルコンの飛行前点検を第354航空機メンテナンス中隊の整備員が実施しています。
世界は新型コロナウィルス対策に追われていますが、同時に自国の領空も護ることが疎かになることは許されません。そのため、戦闘機パイロットの技量を維持する訓練は継続されています。
アグレッサー部隊は「敵」として訓練に励んでおり、そのアグレッサー部隊を支えるため、整備員が機体のあらゆる部分を検査して、仮想敵として各種訓練に臨むパイロットの飛行を支えています。
アグレッサー部隊は、アメリカ空軍のほか、海軍や海兵隊も保有しています。航空自衛隊でも、飛行教導群がF-15J/DJを使い、戦闘機部隊と訓練を実施しています。