成田空港、内窓設置事業と既存防音工事充実策の対象エリアを拡大

成田空港、内窓設置事業と既存防音工事充実策の対象エリアを拡大

ニュース画像 1枚目:成田国際空港
© 成田国際空港
成田国際空港

成田国際空港(NAA)は2020年4月1日(水)、内窓設置事業と既存の防音工事の充実施策について、対象エリアを拡大すると発表しました。これは、公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律の施行と、特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法の都市計画変更の告示を受けた措置です。

内窓設置事業では、寝室への内窓設置工事と寝室の壁・天井補完工事を実施します。対応は、現在居住する家族の人数分ですが、1人世帯であっても敷地外に子や孫がいる場合は2室対応します。拡大対象エリアは、先行実施されているA滑走路側の防止地区を除く騒特法防止地区全域、各滑走路の防止地区に挟まれた谷間地域、A滑走路防止地区の西側区域における1979年7月10日告示時点での騒防法第1種区域(B工法区域)で、2020年4月1日(水)時点で所在する住宅です。

また、既存防音工事の充実を図り、ペアガラスへの助成、世帯人数による防音工事限度額の柔軟化、浴室、洗面所、トイレの外郭防音化を実施します。拡大対象エリアは、先行実施されているA滑走路側の第1種区域を除く騒防法第1種区域全域で、2020年4月1日(水)以降に防音工事を行う住宅が対象です。

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