香港空港管理局、航空会社や空港サービス事業者に最大20億ドルを支援

香港空港管理局、航空会社や空港サービス事業者に最大20億ドルを支援

ニュース画像 1枚目:香港国際空港
© Airport Authority Hong Kong
香港国際空港

香港空港管理局(AAHK)は2020年4月8日(水)、航空会社と航空支援サービス事業者に最大20億香港ドルを支援すると発表しました。

これによると、同空港を拠点とする航空会社4社から50万枚の航空券を事前に買い取り、航空会社に流動性を注入します。買い取った航空券は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックが終了した時点で、マーケット回復キャンペーンの一環として、世界の旅行者や香港居住者に配布されます。

また、航空支援サービス事業者には、地上サービス機器を香港空港管理局に売却する選択肢を提供します。事業者のキャッシュフローの改善を目的としたもので、売却後は、事業者は無料のレンタル期間が設けられ、機器の使用を継続できます。対象となるのは、ランプハンドリング、メンテナンス、ケータリング、航空機への給油などを実施している業者です。

香港空港管理局は、これらの施策と同局の流動性の維持のため、資金調達を行う予定です。香港空港管理局はこれまで空港コミュニティへの支援対策として、計46億ドル相当の4つの救済措置を実施しています。

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