アメリカン航空、757や767など5機種を退役 新型コロナで前倒し

アメリカン航空、757や767など5機種を退役 新型コロナで前倒し

ニュース画像 1枚目:退役したアメリカン航空の757-200
© アメリカン航空
退役したアメリカン航空の757-200

アメリカン航空は2020年4月30日(木)、燃費が悪い旧式の5種類の機材の退役を発表しました。新型コロナウイルス(COVID-19)による需要の大幅な減少に伴い、アメリカン航空は、3月に退役スケジュールを前倒しすると公表していました。

2020年末までに退役を予定していたERJ-190と767-300ERを正式に退役させ、757-200とA330-300の退役も前倒します。また、ピーエスエー・エアラインズが運航する、19機のCRJ-200も退役させます。2020年1月時点での保有機数は、A330-300は9機、757-200が34機、767-300ERが17機、ERJ-190が20機、CRJ-200が19機でした。

これらの機材の退役により、機材の種類が減少し、運航が簡素化され、コスト削減と効率化がもたらされるとともに、A321neoや737MAX、787ファミリーを継続的に受領し、アメリカン航空はより高度化した機材の運航に注力します。

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