ベルギー空軍初のA400Mが2020年5月4日(月)午後、スペインのセビリアで塗装を終了し、地上試験を経て間もなくテスト飛行へ移行する予定です。
製造番号106のA400Mはメルスブローク空軍基地の第15航空団に配備、シリアルは「CT-02」になる予定です。ベルギー軍では、ルクセンブルク籍の1機と合わせて8機をC-130Hと交代して運用する予定です。
A400Mの主要諸元は、全長45.1メートル、全幅42.4メートル、巡航速度781キロメートル、最大積載量37トンで、航空自衛隊で運用しているC-2と近い能力を持つ輸送機です。運用を開始している国は、ドイツ、フランス、スペイン、イギリス、トルコ、マレーシアです。