ドイツのフランクフルト国際空港は、新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックの中、再び旅客便を増便する準備として、搭乗者と従業員を守るための様々な対策を講じています。
航空業界全体で協力して一貫した対策を定め、チェックインカウンター前、搭乗券やセキュリティのチェックポイント、手荷物受取所では、搭乗者客が少なくとも1.5メートルの距離を保つことができるように、床にはマーキングが施されました。
また、休憩所では1席ずつ間隔を空けての使用とします。ポスターや多言語アナウンスで、乗客に社会的な距離の取り方について注意を促すとともに、訓練を受けたサービス担当者がターミナル内を巡回し、注意喚起します。
現在、搭乗者と接し、必要な距離を保つことができない従業員は常にマスクを着用していますが、今後、搭乗者を含む空港利用者や従業員全員のマスク着用の義務化も検討されています。
これらの対策を取ることにより、フランクフルト国際空港はより安全な空の旅の提供に取り組んでいます。