アメリカのビジネス機メーカー、ホーカー・ビーチクラフトが、中国の北京卓越航空に17億9,000万ドルで身売りすることに合意しました。買収金額は2012年7月9日付けのブルームバーグが報じています。
ホーカー・ビーチクラフトはおよそ25億ドルの債務を抱え、2012年5月3日、ニューヨーク州の裁判所に連邦破産法11条(チャプター・イレブン)、日本でいう民事再生法の適用を申請していました。
ホーカー・ビーチクラフトの発表ではホーカー・ビーチクラフト・ディフェンス・カンパニー(HBDC)は売却対象に含まれないとのこと。HBDCでは引き続き、T-6プログラムを継続、AT-6ライトアタック機については最終認証をすすめるとしていますが、航空自衛隊のU-125AやT-400、陸上自衛隊のLR-2に今後影響が出ないか心配なニュースです。
