イギリス空軍は2012年7月10日、ロンドン・オリンピックの空の守りに就くタイフーン戦闘機4機が、ロンドン西方のノースホルト基地に到着したと発表しました。
イギリス空軍はロンドンを多層的に防御する計画で、このほかスコットランドのルーカース基地と、リンカーンシャー州カニングスビー基地からスクランブル機が発進する準備をしています。
ノースホルト基地は第二次大戦中に、ロンドンを守る重要な役割を果たしましたが、以来実戦機が配置に就くのは初めてのことです。タイフーン戦闘機のほかにも、海軍のシーキング・ヘリコプター、E-3DセントリーAWACS、スナイパーを輸送するヘリコプター、地上レーダーや対空ミサイル部隊なども支援します。